文献

J-GLOBAL ID：201502225442442763   整理番号：15A0692523

日本の伝統食品 第25回 ホヤ

著者 (1件)： 本間太郎 (東京工科大 応用生物)
資料名： 食品と容器  (Food and Packaging)
巻： 56  号： 6  ページ： 354-359  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： F0122A  ISSN： 0911-2278  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宮城県を中心とした海産物であるホヤには独特の匂いがあり,シンチアオールと呼ばれる様々な種類のアルコールの異性体によるとされる。基本的には刺身として摂食されるが,加工品として塩辛や干物にもされる。体成分の中にプラズマローゲンという脂質が見出されており,細胞レベルや動物実験によっての報告では認知症予防効果が期待されている。

シソーラス用語： *ホヤ類 ,  水産物 ,  プラスマローゲン ,  アルコール ,  *伝統食品 ,  宮城県 ,  食品分析 ,  *食品成分 ,  匂い ,  予防 ,  認知症
準シソーラス用語： シンチアオール ,  認知症予防 ,  機能性成分

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

引用文献 (19件)：

• 佐藤矩行: ホヤの生物学. 東京大学出版会, p4, 東京, (1998).
• Kowalewski Alexander: Entwicklungsgeschichte der einfachen Ascidien. Mémoires de l'Académie Impériale des Sciences de St.-Pétersbourg. Série 7, 10, 1-19 (1866).
• 実教出版編集部: オールガイド五訂増補食品分析表 2011. 実教出版, p.208, 東京, (2010).
• Kenshiro Fujimoto, Yasuko Miyayama and Takashi Kaneda: Mechanism of the formation of ascidian flavor in Halocynthia roretzi. Bulletin of the Japanese society of scientific fisheries, 48, 1323-1326 (1982).
• 成瀬宇平: 47都道府県・魚食文化百科. 丸善出版, p68, 東京, (2011).

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本 ,  伝統食品 ,  ホヤ