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J-GLOBAL ID：201502225605798234   整理番号：15A0694243

末梢動脈疾患の病態生理学と有望なバイオマーカーのレビュー

A Review of the Pathophysiology and Potential Biomarkers for Peripheral Artery Disease

著者 (4件)： KRISHNA Smriti Murali (James Cook Univ., QLD, AUS) ,  MOXON Joseph V. (James Cook Univ., QLD, AUS) ,  GOLLEDGE Jonathan (James Cook Univ., QLD, AUS) ,  GOLLEDGE Jonathan (Townsville Hospital, QLD, AUS)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 16  号： 5  ページ： 11294-11322 (WEB ONLY)  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 末梢動脈疾患(PAD)は,下肢に血液を供給している動脈の閉塞によるもので,通常アテローム性動脈硬化症に対して二次的である。PADの最も重度の臨床症状は重症虚血肢(CLI)であり,心血管イベントによる四肢切断や死のリスクに繋がる。現在,CLIは主に手術または血管内血行再建術によって治療されているが,日常の診療では他の治療法はあまりない。現在のPADの治療戦略には,個々の患者に適切な治療法を選択する難しさなどのいくつかの問題がある。多くの患者に対し再三の血行再建術が試みられるが,最終的に切断が必要になる。血行再建術のメリットを享受できそうにない患者を識別し,手術に適しない患者の管理を改善する新しい方法を開発することには大きな興味が持たれている。PADの進展や治療応答性を予測する血液循環バイオマーカーは,患者管理に役立つであろう。このレビューではPADの病態生理学の概観を提供し,血液循環バイオマーカーとPADの存在・重症度・予後との関連性を調べる。現在同定されている若干の血液循環マーカーは有望であるが,既存の危険予測因子に勝るバイオマーカーの臨床価値についてさらなる大きな研究が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *血管疾患 ,  ヒト ,  病態生理 ,  *バイオマーカー ,  アテローム性動脈硬化症 ,  虚血 ,  足部疾患 ,  心血管疾患 ,  切断術 ,  外科的血行再建術 ,  反応性 ,  血液循環 ,  患者管理 ,  血管新生 ,  危険因子 ,  酸化ストレス ,  血管リモデリング ,  幹細胞 ,  血行再建
準シソーラス用語： 炎症マーカー ,  血管内皮前駆細胞 ,  血行再建術 ,  四肢切断 ,  治療応答性 ,  重症虚血肢 ,  心血管イベント ,  病態生理学 ,  *末梢動脈疾患

分類 (1件)： 循環系の疾患  (GJ03000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 末梢動脈疾患 ,  病態生理学 ,  バイオマーカー ,  レビュー