文献

J-GLOBAL ID：201502225771910883   整理番号：15A0006046

横揺れ循環流動床における床から壁への熱伝達特性の研究

Investigation of bed-to-wall heat transfer characteristics in a rolling circulating fluidized bed

著者 (6件)： ZHAO Tong (Fac. of Mechanical and Precision Instrument Engineering, Xi’an Univ. of Technol., CHN) ,  ZHAO Tong (Div. of Artificial Systems Sci., Graduate School of Engineering, Chiba Univ., JPN) ,  LIU Kai (Fac. of Mechanical and Precision Instrument Engineering, Xi’an Univ. of Technol., CHN) ,  MURATA Hiroyuki (National Maritime Res. Inst., JPN) ,  HARUMI Kazuyoshi (National Maritime Res. Inst., JPN) ,  TAKEI Masahiro (Div. of Artificial Systems Sci., Graduate School of Engineering, Chiba Univ., JPN)
資料名： Powder Technology  (Powder Technology)
巻： 269  ページ： 46-54  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： B0730A  ISSN： 0032-5910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腐食問題を解決するために船中の廃熱回収システムの潜在的選択肢として提案された,循環流動床(CFB)の熱回収特性を向上させるために,床から壁への熱伝達特性に及ぼす,船によって誘発された横揺れ運動の効果を調べた。横揺れ運動によって誘発されたクラスタの潜在的動的性質変化を考慮に入れた,改良クラスタベースモデル(ICBM)を,横揺れCFBにおける熱伝達係数の予測に対して提案した。ICBMによる予測熱伝達係数を,直立姿勢でのCFBに一般的に適用される,クラスタ更新モデル(CRM)の予測結果と比較し,熱伝達実験の測定結果によって評価した。結果として,CRMによる予測熱伝達係数は,直立姿勢でのCFBにおける実験結果と良く一致した,しかし,横揺れ運動が適用されたケースでは,熱伝達係数はCRMによって極端に過小評価された。一方,横揺れ運動による,壁近くのガス相の消失およびクラスタにおける粒子体積率の増加を考慮に入れた,ICBMによる予測熱伝達係数は,熱伝達実験における測定熱伝達係数と良く一致した。クラスタの動的性質変化を,横揺れCFBにおける熱伝達増加の一次要因であると提案した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱回収 ,  横揺れ ,  *循環流動層 ,  *熱伝達 ,  熱伝達率 ,  船舶 ,  体積率 ,  クラスタ ,  *廃熱回収

分類 (1件)： 装置内の伝熱  (XD01030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 横揺れ ,  循環流動床 ,  床 ,  熱伝達特性 ,  研究