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J-GLOBAL ID：201502226493289745   整理番号：14A1251490

オランダにおける急性および慢性膵臓炎の発生および死亡率:1995~2005年の全国的記録に連結したコホート研究

Incidence and mortality of acute and chronic pancreatitis in the Netherlands:A nationwide record-linked cohort study for the years 1995-2005

著者 (3件)： Marcel Spanier B W (Dep. of Gastroenterology and Hepatology,Rijnstate Hospital, The Netherlands, TA Arnhem) ,  Bruno Marco J (Dep. of Gastroenterology and Hepatology,Erasmus Medical Center, The Netherlands, CE Rotterdam) ,  Dijkgraaf Marcel G W (Clinical Res. Unit,Academic Medical Center, The Netherlands, AZ Amsterdam)
資料名： World Journal of Gastroenterology  (World Journal of Gastroenterology)
巻： 19  号： 20  ページ： 3018-3026  発行年： 2013年 
JST資料番号： C2580A  ISSN： 1007-9327  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】国際的標準母集団としてのオランダにおける急性膵炎(AP)と慢性膵炎(CP)の発症率と死亡率における傾向を分析する。【方法】全国的母集団を,APとCPの病院データの記録連結によって同定し,3つの全国的オランダの登録,退院登録,住民登録および死亡票から蓄積した。APとCPの年齢群特異的発生率を,2000~2005年の期間について定義し,APとCPの死亡率を1995~2005年の期間について定義する。さらに,経時的発症率と死亡率を,オランダおよび国際的(ヨーロッパおよび世界保健機関)標準母集団について報告する。【結果】年間100,000人のヒト当たりのAPの発症率は,2000~2005年の間に13.2(95%CI:12.6~13.8)から14.7(95%CI:14.1~15.3)へと増加した。男性のAPの発症率は,13.8(95%CI:12.9~14.7)から15.2(95%CI:14.3~16.1)に増加し,女性では,12.7(95%CI:11.9~13.5)から14.2(95%CI:13.4~15.1)に増加した。CPでは経時的に不規則なパターンが出現した。年間100,000人のヒト当たりの全体的平均発症率は,1.77であり,男性では2.16で,女性では1.4であった。APの死亡率は1995~2005年の間に,年間100,000人のヒト当たり6.9~11.7の間で変動して,男性と女性ではほとんど類似だった。CPについて,死亡率は男性で1.1(95%CI:0.6~2.3)と4.0(95%CI:2.8~5.8)間で変動し,女性で0.7(95%CI:0.3~1.6)と2.0(95%CI:1.2~3.2)の間で変動した。APとCPの発症率と死亡率は,年齢と共に著しく増加した。標準化率は,WHO(世界保健機関)標準母集団が最小だった。【結語】APの発症率は着実に増加し,一方CPの発症率は変動した。APとCPの両方の死亡率は,かなり安定したままだった。患者負荷と医療費は,オランダの母集団が老化していることから,多分増加するだろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *膵臓炎 ,  死亡率 ,  国際規格 ,  医療費 ,  罹患率
準シソーラス用語： 国際的標準 ,  発症率 ,  慢性膵炎 ,  *慢性膵臓炎

分類 (2件)： 消化器の医学一般  (GH01010T) ,  消化器の疾患  (GH03000W)

タイトルに関連する用語 (5件)： オランダ ,  慢性膵臓炎 ,  死亡率 ,  コホート ,  研究