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J-GLOBAL ID:201502227681474483   整理番号:15A0472492

秋田県における日本短角種の供給力の回復傾向とその要因-かづの牛の産地マーケティングの事例-

著者 (3件):
資料名:
号: 120  ページ: 15-26  発行年: 2015年03月20日 
JST資料番号: S0785A  ISSN: 0388-8533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿は短角牛の主産地が低迷している状況において,近年供給力が回復傾向にある秋田県を対象に,その実態と要因をマーケティング的視点から解明することを目的とした。農畜産業振興機構(alic)の資料および秋田県畜産農業協同組合,現地の外食店,農家へのヒアリング調査の結果と入手したデータをもとに考察した結果,次のことが明らかになった。第1に,既存研究等で低迷しているとされた短角牛の業界において,近年,飼養頭数や販売量が回復する産地が出てきており,従来とは状況が変化している。第2に,先の状況変化の一因について考察したところ,事例地域では畜産農業協同組合のマーケティング活動の有効性が示唆される。第3に,既存研究では短角牛特有の課題である出荷の不安定性をめぐって産地と小売店等の末端ユーザーとの間でコンフリクトが生じているという課題が指摘されているが,この事例ではそのことが一定程度解消されている。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  マーケティング 
引用文献 (16件):
  • 安部新一 (2009)「畜産物の流通システム」藤島廣二・安部新一・宮部和幸・岩崎邦彦『食料・農産物流通論』筑波書房, 74-88。
  • 岩手県農林水産部畜産課 (2012)「日本短角種の生産・流通の現状」。
  • 岩本純明・福島佳莱・山北淳一 (2011)「日本短角種牛肉の生産・流通システム-久慈市山形町の実態分析-」門間敏幸編『山村の資源・経済・文化システムとその再生の担い手』農林統計出版, 47-72。
  • 大橋めぐみ・永田淳嗣 (2006)「小売・飲食店における日本短角種牛肉利用の実態とニーズの分析」『東京大学人文地理学研究』東京大学人文科学科,1-34。
  • 大浦裕二 (2007)『現代青果物購買行動と産地マーケティング』農林統計協会。
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