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J-GLOBAL ID:201502228392280073   整理番号:15A0268799

ラット末梢神経を再生するためにコラーゲンチューブ内に整列かつ充填されたコラーゲン繊維により固定し工学的に操作された血管内皮増殖因子で構成された天然の神経細胞による足場を利用

Use of Natural Neural Scaffolds Consisting of Engineered Vascular Endothelial Growth Factor Immobilized on Ordered Collagen Fibers Filled in a Collagen Tube for Peripheral Nerve Regeneration in Rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 15  号: 10  ページ: WEB ONLY 18593-18609  発行年: 2014年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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末梢神経再生に向けた効果的な戦略の探索が近年注目されている。本研究では,ラットにおける神経損傷後の管腔内繊維として,整列したコラーゲン繊維を使用した。血管内皮増殖因子(VEGF)は神経再生に重要な役割を果たしているが,その活性は初期の短時間の内に集中しているため,その臨床応用が制限されている。整列したコラーゲン繊維へのVEGFの結合を安定化するために,組換えDNA技術を用いてコラーゲン結合ドメイン(CBD)をVEGFと融合した。その後,天然神経細胞による足場を構築するために,整列したコラーゲン繊維-CBD-VEGFを標的とする送達系をコラーゲンチューブ内に埋めこみ,ラット坐骨神経離断モデルにおける切断された神経断端のブリッジに使用した。移植後の,天然神経足場による宿主組織への異物反応は極めて僅かであり,良好な統合を示した。コラーゲンチューブ内に配向されたコラーゲン線維は,再生軸索を遠位の変性神経区画に配向して誘導し,神経再生の機会を最大化させる。機能的および組織学的分析は,天然神経足場処置群における神経機能の回復が,他の移植群より優れていることを示した。配向した軸索再生の誘導と,体液中の成長因子の急速かつ短時間の拡散を克服する有効な送達系は,末梢神経の再生を促進する2つの重要な戦略である。天然神経足場は,これらの2つの側面で利点を持ち,相乗効果を生み出すことができる。これらの性質は,末梢神経再生デバイス開発のための候補システムである人工神経導管に必要な要件を満たすものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
末梢神経系  ,  発生と分化  ,  神経の基礎医学 

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