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J-GLOBAL ID:201502228642795937   整理番号:15A0622698

インシュリン分泌促進とn-3不飽和脂肪酸感受性の機序

Mechanisms of enhanced insulin secretion and sensitivity with n-3 unsaturated fatty acids
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 571-584  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食事性n-3系多価不飽和脂肪酸(PUFAs),特にα-リノレン酸(ALA),エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を増加させる広範囲の受容は動物,単離細胞およびヒトを用いた広範囲の研究に基づいて健康を改善させる。内臓脂肪症はインシュリン抵抗性,脂質異常症,高血圧症および炎症と共にメタボリックシンドロームの一部である。メタボリックシンドロームの緩和はインシュリンの放出と応答の正常化を必要とする。本概論では,インシュリンの分泌と感受性をn-3 PUFAsが改善する機序に関する最新の知見を評価した。EPAはALAまたはDNAよりも広範囲に検討されている。EPAの複合的な作用にはアディポカインへの炎症反応抑制,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α作用の抑制および周辺インシュリン応答を改善するインシュリン様成長因子1の減少抑制とともに腸の胃腸内分泌細胞由来グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)のG蛋白質受容体媒介放出量の増加,膵β細胞によるインシュリン分泌を促進するアペリン経路の上方制御と他の調節経路の下方制御が含まれる。関与する受容体と作用機序はおそらくALAとDHAで異なっており,ALAでは抗肥満作用が主であり,DHAは抗炎症作用が主である。by n-3 PUFAsによるGLP-1放出とアディポカイン作用の両方の調節はインシュリンの分泌と感受性の両方を補足的に改善すると考えられる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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脂質代謝作用薬の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  食品の化学・栄養価 
タイトルに関連する用語 (4件):
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