文献
J-GLOBAL ID:201502228801677371   整理番号:15A0563443

総合的解析は,非生物的や生物的ストレス反応で,イネONAC転写因子の重複発現を示唆する

Comprehensive Analysis Suggests Overlapping Expression of Rice ONAC Transcription Factors in Abiotic and Biotic Stress Responses
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 4306-4326 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
NAC(NAM/ATAF/CUC)転写因子は,イネの149以上のメンバーを含む大きな植物に特異的な遺伝子ファミリから成る。広範囲な研究で,NAC転写因子には植物成長と発達で重要な役割を演ずるだけでなく,生物的や非生物的なストレスへの反応の調節において機能することが分かった。しかし,NACファミリーの大部分のメンバーに対する生物学的機能は分かっていない。この研究において,マイクロアレイデータ分析は,合計63のONAC遺伝子が,色々な非生物的(塩,かんばつや寒さ)および生物的(菌類,細菌やウィルス病原体による感染および寄生植物)ストレスの下でイネの重複発現パターンを示すことを明らかにした。38ONAC遺伝子は,どんな2つの非生物的なストレスにも応じて重複発現を示した。そして,その中で,30の選ばれたONAC遺伝子のうちの16が外因性のABAに応じて上方制御された。65のONAC遺伝子は,どんな2つの生物的ストレスにも応じて重複発現パターンを示した。現在の研究の結果は,重複発現パターンをもつONAC遺伝子のメンバーは,異なる非生物的や生物的ストレスに対して防御反応の調節において多面的な生物学的機能があるかもしれないことを示唆した。そして,それはストレス寛容性と病原体耐性でONAC遺伝子の更なる機能分析に手掛かりを提供する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る