文献

J-GLOBAL ID：201502229052343077   整理番号：15A0093789

世界の熱帯および亜熱帯の海洋表面におけるペルフルオロアルキル化物質

Perfluoroalkylated Substances in the Global Tropical and Subtropical Surface Oceans

著者 (6件)： GONZALEZ-GAYA Belen (Spanish National Res. Council (CSIC), Madrid, ESP) ,  GONZALEZ-GAYA Belen (CSIC, Catalunya, ESP) ,  DACHS Jordi (CSIC, Catalunya, ESP) ,  ROSCALES Jose L. (Spanish National Res. Council (CSIC), Madrid, ESP) ,  CABALLERO Gemma (CSIC, Catalunya, ESP) ,  JIMENEZ Begona (Spanish National Res. Council (CSIC), Madrid, ESP)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 48  号： 22  ページ： 13076-13084  発行年： 2014年11月18日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱帯および亜熱帯の大西洋,太平洋,およびインド洋をカバーしたMalaspina 2010年遠征中に採取した海洋表面水サンプルでペルフルオロアルキル化物質(PFASs)を分析した。C6~C10のペルフルオロアルキルカルボン酸(PFCAs),C4およびC6~C8ペルフルオロアルキルスルホン酸(PFSAs)など9種の無機PFASsと,2種の中性前駆体ペルフルオロアルキルスルホンアミド(PFASAs)を同定して定量した。大西洋は全PFASsを広範囲の濃度で含有し,ペルフルオロオクタンスルホン酸は最も豊富な化合物で全濃度の3割を占め,次いでペルフルオロデカン酸,ペルフルオロヘキサン酸で,ペルフルオロオクタン酸など残りの同族体は1割以下であった。PFASAsは全濃度の1%未満であった。これらの分布パターンに影響する潜在的要因を,沿岸地域からの距離,海洋亜熱帯環流,および生物地球化学的プロセスなどで評価した。PFASsの生物地球化学的制御を日射,温度,クロロフィルa濃度など環境変数を考慮して評価した。

シソーラス用語： 海洋汚濁 ,  *水質試験 ,  *熱帯 ,  *亜熱帯 ,  *海面 ,  *有機フッ素化合物 ,  カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  スルホン酸 ,  前駆体 ,  同族体【有機化合物】 ,  濃度分布 ,  環流 ,  沿岸地区 ,  大西洋 ,  太平洋 ,  インド洋 ,  全球規模 ,  脂肪酸 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： ペルフルオロカルボン酸類 ,  ペルフルオロスルホン酸 ,  *ペルフルオロ化合物 ,  距離依存性 ,  生物地球化学的プロセス

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

物質索引 (10件)： ペルフルオロオクタンスルホンアミド ,  ペルフルオロオクタンスルホン酸 ,  ペルフルオロオクタン酸 ,  ペルフルオロデカン酸 ,  ペルフルオロノナン酸 ,  ペルフルオロブタンスルホン酸 ,  ペルフルオロヘキサンスルホン酸 ,  ペルフルオロヘキサン酸 ,  ペルフルオロヘプタン酸 ,  N-メチル-1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8-ヘプタデカフルオロオクタン-1-スルホンアミド

タイトルに関連する用語 (6件)： 世界 ,  熱帯 ,  亜熱帯 ,  海洋 ,  ペルフルオロアルキル化 ,  物質