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J-GLOBAL ID：201502229107890889   整理番号：15A0453971

制御された電圧下での電着と組み合わせた水中レーザ誘起破壊スペクトロスコピーを用いた水溶液中の金属イオンのオンサイトでの定量元素分析

On-Site Quantitative Elemental Analysis of Metal Ions in Aqueous Solutions by Underwater Laser-Induced Breakdown Spectroscopy Combined with Electrodeposition under Controlled Potential

著者 (8件)： MATSUMOTO Ayumu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAMURA Ayaka (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KODA Ryo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUKAMI Kazuhiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OGATA Yukio H. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NISHI Naoya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  THORNTON Blair (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SAKKA Tetsuo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 3  ページ： 1655-1661  発行年： 2015年02月03日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザ誘起破壊スペクトロスコピー(LIBS)は,環境水中の元素の分析において有用である。著者らは,電着と組み合わせることにより,LIBSで金属元素を高感度で分析できる方法を開発した。ここでは,溶液中の亜鉛イオン(Zn²⁺)の検出を試みた。硫酸ナトリウム中に硫酸亜鉛を混入させた溶液を試料とした。まず,試料溶液中のZn²⁺を,-4.5V,1時間の処理により,銅電極表面に電着させた。次に,LIBSにより,電極上の亜鉛を分析した。電着により,検出感度は10000倍増加し,最小で0.35ppmの濃度のZn²⁺も検出可能であった。また,水中でのLIBS特有の問題点を克服するため,長パルス幅のレーザーショットにより,亜鉛の計測を行い,データ間のばらつきを最小に抑えた。

シソーラス用語： *レーザ分光法 ,  *電着 ,  *金属イオン ,  *元素分析 ,  *定量分析 ,  公共水域 ,  水 ,  *水質試験 ,  *微量分析 ,  高感度 ,  *亜鉛化合物 ,  硫酸ナトリウム ,  硫酸亜鉛 ,  電極 ,  銅 ,  *亜鉛イオン ,  環境水 ,  銅電極 ,  *LIBS【分光分析】
準シソーラス用語： *レーザ誘起破壊スペクトロスコピー

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  レーザの応用  (BD04100V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電着 ,  水中 ,  レーザ誘起破壊スペクトロスコピー ,  水溶液 ,  金属イオン ,  定量 ,  元素分析