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J-GLOBAL ID：201502229148927479   整理番号：15A0265894

エピジェネティック経路と神経膠芽腫の治療:シグナル伝達カスケードからの考察

Epigenetic Pathways and Glioblastoma Treatment: Insights From Signaling Cascades

著者 (10件)： ALLEN Bryce K. (Dep. of Psychiatry and Behavioral Sciences, Center for Therapeutic Innovation, Univ. of Miami, Florida, 33136) ,  STATHIAS Vasileios ,  MALOOF Marie E. ,  VIDOVIC Dusica ,  WINTERBOTTOM Emily F. ,  CAPOBIANCO Anthony J. ,  CLARKE Jennifer ,  SCHURER Stephan ,  ROBBINS David J. ,  AYAD Nagi G.
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 116  号： 3  ページ： 351-363  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ほとんどの治療には効果がないことから,神経膠芽腫(GBM)の新規治療法を同定する緊急の必要性がある。この過程の最初の段階は,治療的介入のための標的を同定し,検証することである。エピジェネティックな調節因子は,GBMを含むいくつかのがんにおける魅力的な薬剤標的として着目されてきている。これらのエピジェネティックな調節因子は,DNA配列の変化を伴わずに遺伝子発現へ影響を与える。最近の研究では,エピジェネティックな調節因子は,GBM細胞および幹細胞様増殖の促進因子と相互作用することが示唆されている。これらの促進因子には,Notch,Hedgehog,Wingless(WNT)経路の構成因子が含まれている。筆者らは,GBMにおいてエピジェネティクスとシグナル伝達経路をつなぐ最近の研究について強調する。また,GBMにおける患者特異的な治療法を同定するためのシステム学的アプローチやビッグデータを用いたアプローチについて概説する。まとめると,これらの研究は,GBMおよび他のがんにおいて有効な薬物の組合せを同定するだろう。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *遺伝学 ,  *膠芽腫 ,  *細胞情報伝達 ,  遺伝子発現 ,  生物学 ,  アンチセンスRNA ,  腫瘍 ,  *エピジェネティクス
準シソーラス用語： Hedgehogシグナル ,  Notchシグナリング ,  Wnt経路 ,  システム生物学 ,  ヒストンコード ,  マイクロRNA ,  *神経膠芽腫

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： エピジェネティック ,  経路 ,  神経膠芽腫 ,  治療 ,  シグナル伝達 ,  カスケード