抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルゼンチン,ブラジル,ペルーの3ケ国を中心に南米のパイプライン事情を解説した。1)2001年の経済危機時にガス価格が凍結され,ガス需要が増えたものの,探鉱・開発促進策が執られなったアルゼンチンでは,天然ガス供給が不足し,2008年にはLNG輸入が始まった。LNG輸入は当面続く見通しである。2)水力発電への依存が大きく,降水量が少ないとLNGを輸入してきたブラジルでは,国内の天然ガス生産が増加する見通しではあるが,ボリビアからのパイプラインガス輸入と共にLNG輸入が続くようである。3)ペルーでは,天然ガス利用が急速に進み,供給インフラが需要に追い付いていない。国内天然ガス供給の不足はインフラ整備が進展しないからである。