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J-GLOBAL ID：201502229252740089   整理番号：15A0707892

生体適合性高分子を含むRu(dpp)₃Cl₂の酸素検知能力への形態の影響

Morphology impact on oxygen sensing ability of Ru(dpp)₃Cl₂ containing biocompatible polymers

著者 (2件)： ZHAO Susan Y. (Wake Forest Inst. for Regenerative Medicine, Wake Forest School of Medicine, Winston-Salem, NC 27157, USA) ,  HARRISON Benjamin S. (Wake Forest Inst. for Regenerative Medicine, Wake Forest School of Medicine, Winston-Salem, NC 27157, USA)
資料名： Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications  (Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications)
巻： 53  ページ： 280-285  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： W0574A  ISSN： 0928-4931  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特に生体組織工学にとって,酸素の拡散は細胞の空間分布と移動に影響する重要な要素である。細胞の酸素必要量もまた組織のタイプと増殖期に依存して変動する。生物学的状況下で溶存酸素レベルを測定するセンサーは,組織スキャフォールドの中の組織培養の状態と同様に増殖細胞についての重大な代謝情報を提供する。本研究は,酸素検知応答時間へのスキャフォールド形態の影響に焦点を当てた。電気紡糸スキャフォールドはその片割れのバルク膜よりもより速い応答時間を持った。ポリカプロラクトン(PCL)の電気紡糸の繊維マットをドープしたtris-(4,7-diphenyl-1,10-phenanthroline)ruthenium(II)dichlorideは,酸素の存在に対して最も大きく応答することを見出し,続いてはポリエチレン(PEO)グリコールマットであった。ポリビニルアルコールを含むシステムは応答が最も小さいことを見出した。このことは,試験したすべての高分子の内,PCLおよびPEOが酸素検知応用向けにもっとも適切な生体材料であることを示唆するであろう。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エレクトロスピニング ,  *ポリビニルアルコール ,  *ポリカプロラクトン ,  *ポリエチレンオキシド ,  生体適合性高分子 ,  形態 ,  期間 ,  溶存酸素 ,  センサ ,  培地 ,  組織培養 ,  増殖 ,  代謝 ,  応答時間 ,  医用素材
準シソーラス用語： 酸素拡散 ,  *酸素検知 ,  生体材料 ,  組織スキャフォールド ,  増殖期 ,  *電気紡糸

分類 (4件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  医用素材  (GA05040H) ,  計測機器一般  (AD02000X) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (1件)： 4,7-ジフェニル-1,10-フェナントロリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 生体適合性高分子 ,  Ru ,  DPP ,  酸素検知 ,  能力 ,  形態