文献
J-GLOBAL ID:201502229308810832   整理番号:15A0492570

種々のマンガン含有量を持つPb0.75-xMnxSn0.25Te合金の熱電特性

Thermoelectric properties of Pb0.75- Mn Sn0.25Te alloys with variable manganese content
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  ページ: 326-333  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W1055A  ISSN: 1369-8001  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
テルル化鉛スズは,350-750Kの温度範囲において十分に確立した熱電材料の一つである。ここでは,マンガン(Mn)含有量を変化させたPb<sub>0.75-x</sub>Mn<sub>x</sub>Sn<sub>0.25</sub>Te<sub>1.00</sub>合金を固体合成によって調製し,その熱電特性を調べた。X線回折(XRD)から,試料がVegard則に従うことが分かり,このことは,固溶体の形成とMnが鉛位置を置換していることを示唆した。走査電子顕微鏡(SEM)から,結晶粒径が<1μmから10μmを超えるところまで変化し,より高いMn含有量においてMnTeリッチ相が存在することが分かった。Seebeck係数,電気抵抗率及び熱伝導率を室温から720Kまで測定した。300Kで大きなSeebeck値が得られた。これは,恐らくMn置換による有効質量の増加及び試料の低キャリア濃度に起因する。より高い温度でのn形からp形への遷移から,熱生成キャリアの存在が示唆された。温度依存電気抵抗率から,縮退から非縮退動作への遷移が分かった。熱伝導率に関しては,低い値(300Kで~1W/m-K)を得た。より高い温度では,バイポーラ伝導が観察された。このことは,Seebeck及び抵抗率データと一致した。低い力率のために,最大熱電性能指数(zT)は,最も低いMn含有量(x=0.03)の試料において329Kで0.23に限定された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
熱電デバイス 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る