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J-GLOBAL ID：201502229337853842   整理番号：15A0470917

透過型電子顕微鏡で触媒反応を可視化する

著者 (1件)： 田中崇之 (名城大)
資料名： 名城大学理工学部研究報告(CD-ROM)  (Research Reports of the Faculty of Science and Technology, Meijo University (CD-ROM))
号： 55  ページ： 9-13  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： F0197B  ISSN： 0386-4952  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸化チタンに担持した金ナノ粒子(Au/TiO₂)において,ガス吸着時に誘起される強い金属-担体相互作用(SMSI)を環境型透過型電子顕微鏡法及びカソードルミネセンス分光法によりその場観察し,Au/TiO₂界面周縁で起こる触媒反応機構を研究した。ルチル基板に金ナノ粒子を蒸着し,TiO₂結晶内及びAu/TiO₂近傍の格子間チタンイオンを0.5Å分解能電子顕微鏡で観察し,Au/TiO₂界面周縁に格子間チタンイオンが集まることがわかった。酸素ガスを導入したとき,Au/TiO₂界面にTiとOの柱状化合物(Ti_1-xO₂,x>0)が成長し,Au/TiO₂周縁にはO₂^-分子に似たO^y-が生成する。COとO₂とをAu/TiO₂に共吸着させるとこの超酸化物的なO^y-がCOを酸化してCO₂を生成する。

シソーラス用語： *遷移金属触媒 ,  *担持触媒 ,  *酸化チタン ,  ナノ粒子 ,  *金属-担体相互作用 ,  電子顕微鏡観察 ,  陰極線ルミネセンス ,  発光スペクトル ,  その場観察 ,  *接触酸化 ,  反応機構 ,  ルチル ,  格子間原子 ,  酸素 ,  *一酸化炭素 ,  界面 ,  電子遷移 ,  エネルギー準位 ,  可視化 ,  柱状晶
準シソーラス用語： カソードルミネセンス ,  ルミネセンススペクトル ,  二酸化チタン ,  金ナノ粒子 ,  *金触媒 ,  固固界面 ,  透過型電子顕微鏡観察

分類 (3件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 透過型電子顕微鏡 ,  触媒反応 ,  可視化