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J-GLOBAL ID:201502229466858591   整理番号:15A0609386

グラフィカルモデリングを用いた環境用語による発信情報の構造解析

Study on Information Transmission Structure of Environmental Terms by Graphical Modeling Analysis
著者 (2件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 327-334 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0217A  ISSN: 0916-8753  CODEN: JJIECE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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環境問題は,さまざまな要素を含んだ問題であり,関連する情報間に存在する関係性は複雑である。環境問題の解決には,複雑な関連情報間の関係性を体系化して理解することが必要である。複雑な情報を体系的に整理する際には,図示することが効果的な場合がある。本研究では,環境問題に関する情報のうち環境用語の出現数に着目して,発信情報を解析し,科学研究費助成事業,新聞,論文,議事録,国会図書館,白書の発信媒体における違いを明らかにする。使用した環境用語は,「地球温暖化」,「バイオマス」,「ダイオキシン」,「アスベスト」,「オゾン層」,「環境ホルモン」,「二酸化炭素」,「排出権取引」,「再生可能エネルギー」,「リサイクル」,「太陽光発電」,「温室効果ガス」である。解析はグラフィカルモデリングを採用し,モデル間の類似度から,グループ分けをした。その結果,使用した環境用語は「地,球温暖化」「バ,イオマス」「ダ,イオキシン」のグループに分類できることがわかった。「ダイオキシン」はメディア関連の用語,「バイオマス」は専門家関連の用語「,地球温暖化」は行政関連の用語であると示唆された。“3つのグループ間で発信情報の関係性が異なっていること”と“3つのグループ毎に共通する環境問題の特徴”が分かる結果を得た。発信情報の体系化と図示化を行うための結果の一部が得られたと結論付ける。(著者抄録)
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分類 (1件):
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環境問題 
引用文献 (19件):
  • 1) Agency for Natural Resources and Energy, http://www.enecho.meti.go.jp/ (Last access: 2014.6.29) :エネルギー白書2013,http://www.enecho.meti.go.jp/ (Last access: 2014.6.29)
  • 2) Ministry of the Environment Government of Japan, Annual Report on the Environment, the Sound Material-Cycle Society and the Biodiversity in Japan 2013, pp. 434 :環境省,平成25年度版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書,pp. 434
  • 3) Matsuyama, M.; Umemoto, M.; Manabe, A.; Hiramatu, M.; Yokochi, H.; Horibe, K., Institution for the Synergy of Arts and Sciences, 13(2), 123-129 (2009) :松山正彦,梅本充子,真鍋顕久,平松道夫,横地秀行,堀部和雄,文理シナジー,13(2), 123-129 (2009)
  • 4) Ueda, S.; Yagita, H., Papers on environmental information science (26), 283-288 (2012) :上田翔,八木田浩史,環境情報科学学術研究論文集(26),283-288, (2012)
  • 5) Shirota, M., The impact of big data, Toyo Keizai Inc., pp. 20-21 (2012) :城田真琴,ビッグデータの衝撃,東洋経済新報社,pp. 20-21 (2012)
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