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J-GLOBAL ID:201502229494381040   整理番号:15A0572834

放射線による社会インフラ・産業プラントの健全性評価 高エネルギーX線源を用いた後方散乱X線によるコンクリート等の片面からの内部検査手法の開発

Development of X-ray Backscatter System to Inspect the Inner Structure of Concrete
著者 (4件):
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巻: 64  号:ページ: 216-220  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: G0027A  ISSN: 0367-5866  CODEN: HIHKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国内の道路橋(2m以上)は約70万橋あると推定され,竣工後50年以上の割合は現在16%程度であるが,10年後に40%,20年後に65%と飛躍的に増加する。本研究はインフラ診断技術を高度化することで,検査にかかる労働生産性の向上を目的としている。具体的には鉄筋コンクリート内部の鉄筋の腐食状況を外部から高精細に可視化する技術や道路床版内部のコンクリート土砂化やポットホールと呼ばれる内部空洞を検知する技術開発を行うことで,これまで見えなかった損傷部位を非破壊で観察することを目指す。高エネルギーX線を用いた後方散乱X線イメージングは,大型構造物の非破壊検査に理想的な手法である。本手法を実現するために,電子加速器技術と放射線計測技術の高度化を行い,X線の利点である高精細画像と,電磁波レーダの利点である片側アクセシビリティの簡便性を併せもつ後方散乱X線イメージング装置を開発することとした。小型・軽量な高エネルギーX線源の開発の第一段階では電子エネルギー0.9MeVの高周波電子銃を用いたX線発生装置を開発する。第二段階では,より高エネルギーのX線を発生するために数MeVの放射線発生装置を開発して後方散乱イメージングに供することを目標としている。本研究では,X線ファンビームと,マルチスリットを前面に配した位置敏感型X線検出器を開発して,ペンシルビームを用いない方法で後方散乱X線画像の取得を目指す。
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分類 (2件):
分類
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その他の材料の試験  ,  橋梁の破壊,保守,その他 

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