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J-GLOBAL ID:201502229847489487   整理番号:15A0170199

6チタン酸カリウム短繊維で強化したアルミニウム合金複合材料の熱的,機械的性質

Thermal and Mechanical Properties of Aluminum Alloy Composite Reinforced with Potassium Hexatitanate Short Fiber
著者 (5件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 160-166 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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高強度,高剛性および低熱膨張率の被削性アルミニウム合金複合材料を開発するために,複合材料の強化剤として6チタン酸カリウム短繊維を選択した。マトリックス金属としてJIS-AC8A合金を用い,強化剤として2種類の6チタン酸カリウム短繊維を用いた。溶湯鍛造によって複合材料を作製した。ミクロ組織,熱伝導率,熱膨張挙動および複合材料の圧縮応力下の機械的性質を調べた。非強化AC8A合金およびチタン酸カリウムホイスカやホウ酸アルミニウムホイスカのようなさまざまの強化剤で強化した複合材料のそれらと複合材料のこれらの性質を比較した。光学顕微鏡では,3次元的に合金マトリックスに補強材料を配置し,強化剤の凝塊化あるいはポロシティは全然ないことが明らかになり,補強材プリフォームへの溶解浸透を完全に達成したことが判った。複合材料の熱伝導率は強化剤体積分率が増加するにつれ減少し,短繊維強化複合材料の値はチタン酸カリウムホイスカ強化複合材料のそれに似ている。Landauerのモデルによってこの傾向を大雑把に推定することができる。複合材料の平均熱膨張係数は体積分率の増加につれ減少し,実験値はShiのモデルを用いて計算した理論値と良く一致した。圧縮弾性率と0.2%耐力は室温と523Kの両方での強化のため増加したが,体積分率の25vol%から45vol%への増加では短繊維強化複合材料のこれら機械的性質を改善する効果は小さかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の物理的・機械的性質  ,  繊維強化金属 
引用文献 (23件):
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