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J-GLOBAL ID:201502229913483835   整理番号:15A0448317

夏と冬における裸子植物スギ(Cryptomeria japonica(L.f.) D.Don)の時計遺伝子と日周のトランスクリプトーム動態

Clock genes and diurnal transcriptome dynamics in summer and winter in the gymnosperm Japanese cedar (Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don)
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号: Nov  ページ: WEB ONLY 14:308  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:サーカディアン時計と日周のトランスクリプトーム動態は植物環境の日周及び年間のサイクルと同期する生理学,生物学的,発達上の過程の制御において重要な役割を演ずると推定されている。しかし,針葉樹を含む裸子植物ではサーカディアン時計とその制御についてはほとんどわかっていない。ここでは,筆者らは活動(夏)期及び休止(冬)期におけるスギ(Cryptomeria japonica(L.f.) D.Don)の日周のトランスクリプトーム動態を示した。結果:マイクロアレイ分析は夏と冬の間で転写産物に関する有意差を示し,日周性トランスクリプトーム動態は夏だけだった。マイクロアレイの上のユニークな遺伝子のおよそ7.7%(7254中556)は夏に周期的に発現した。いくつかの遺伝子,特に光関連遺伝子の発現パターンはスギで有意な振動を示さなかったので,被子植物での報告と異なった。推定の中心的な時計遺伝子(CjLHYa,CjLHYb,CjTOC1,CjGIとCjZTL)は単離されるとともに,マイクロアレイデータの遺伝子ネットワーク分析でこれらの遺伝子と関連したネットワークが明らかになったので,トランスクリプトームの日周制御におけるこれらの遺伝子の重要性を示した。結論:この研究は中心的な時計遺伝子の存在とスギにおいて夏のトランスクリプトームの日周期リズムを示した。冬の日周期リズムの減少は環境状況に従ったリズムの季節変化を示した。データは被子植物に比べて異なる発現パターンを示す遺伝子を示し,針葉樹で独特の遺伝子制御ネットワークを示唆した。この研究は針葉樹の転写制御メカニズムを理解する基本的なデータを提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  遺伝子発現 

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