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J-GLOBAL ID:201502229952673420   整理番号:15A0557028

秦嶺造山帯の伝播テクトニクスと多重付加過程

Propagation tectonics and multiple accretionary processes of the Qinling Orogen
著者 (10件):
資料名:
巻: 104  ページ: 84-98  発行年: 2015年05月15日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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秦嶺造山帯は北中国ブロックと南中国ブロックの衝突によって形成された。これまでの詳細な地質学的・地球化学的・地質年代学的研究によって,秦嶺山岳地域は個々に構造-岩相層序の異なる4つの構造ユニットに区分され,それらは北から南の順に,北中国ブロックの南部セクション,北秦嶺帯,南秦嶺帯,及び南中国ブロックの北部セクションで,Kuanping,Shangdan及びMianlue縫合帯によって境されている。堆積ユニットの特徴と同様に,オフィオライトメランジェとそれに関連する火成岩の岩石学・地球化学・地質年代学から,北中国ブロック・北秦嶺帯・南中国ブロックは起源の異なる独立した大陸ユニットで,一方南秦嶺帯は南中国ブロックの北部に相当すると結論された。これらのユニットは構造的付加過程と南から北への癒合に関する3つのエピソードを経ている。ロディニア超大陸の形成に関連して,約1.0-0.8Gaの間に北秦嶺ブロックと北中国ブロックの間で起きた南方への沈み込みとその後の衝突の結果として,Luonan-Luanchuan断層とKuanpingオフィオライトメランジェ帯に沿って新原生代の付加作用が発生した。古生代の付加作用は,前期古生代の海洋リソスフェアの北方への沈み込みと後期古生代におけるその後の大陸沈み込みの結果であるShangdan縫合帯に沿って生じた。後期三畳紀の付加作用は,ペルム紀-前期三畳紀におけるMianlue海洋リソスフェアの北方への沈み込みと,その後の後期三畳紀における衝突に起因して,南秦嶺ブロックと南中国ブロックの間のMianlue縫合帯に沿って起きた。Mianlue縫合帯に沿って起きた後期三畳紀の衝突の後,全秦嶺山岳地域は大陸内変形作用の段階に入った。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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構造地質学・テクトノフィジクス一般 
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