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J-GLOBAL ID:201502230031633421   整理番号:15A0225247

メスバウアー分光法によって明らかにされたFeSe0.3Te0.7単結晶の超伝導状態における電子再配置とフォノン活性の増強

Electron Reconfiguration and Enhanced Phonon Activation in the Superconducting State of a FeSe0.3Te0.7 Single Crystal, as Evidenced by Moessbauer Spectroscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 014701.1-014701.7  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ブリッジマン法によって成長させたFeSe0.3Te0.7単結晶のメスバウアースペクトルを,構造と遷移金属の電子配置の相互作用を考慮することによって,超伝導転移温度の上下に亘って解析した。磁気的に決定される超伝導臨界温度,Tc,は14Kである。5~200Kの温度域で得た57Feのメスバウアースペクトルは,主に非対称なダブレット・パターンを示し,完全ハミルトニアン法によって巧く記述されることが分かった。5Kまでは,超伝導相に帰着する有効磁気モーメントは観測されなかった。化学同位体シフトおよび4重極分離に関する17K以下で観測される異常な振る舞いは,超伝導転移に伴う異常な格子歪みに密接に関係する電子再配置プロセスに起因すると思われる。試料を臨界温度以下に冷却する過程における全吸収スペクトル領域と2次のドプラーシフトの減少傾向は,超伝導状態におけるフォノン活性の増大を示唆している。(翻訳著者抄録)
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その他の超伝導体の物性 

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