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J-GLOBAL ID:201502230353299853   整理番号:15A0469987

トマト果実の損傷は揮発性化合物の遺伝子発現と生成における成熟期特異的な変化を誘発する

Wounding tomato fruit elicits ripening-stage specific changes in gene expression and production of volatile compounds
著者 (8件):
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巻: 66  号:ページ: 1511-1526  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多肉性果実は,未熟期には損傷から保護される必要があるが,成熟期には,種子散布のため揮発性有機化合物(VOC)の生成によって果食動物を誘引するので,損傷に対して異なる応答が予測される。本研究では,サラダ用トマト2品種ルナロッサとAVGを供試して,果実の未熟から成熟への移行期に,損傷が誘発するトランスクリプトームとVOC生成の変化について調査した。その結果,AVGとルナロッサにおいて,各々,4000と2500の差次的に発現して遺伝子が同定された。両品種とも,ほとんどの遺伝子が上方調節され,損傷によって影響を受けたのはテルペン,カロテノイドと脂質の代謝であった。防御関連遺伝子は,未熟期に上方調節されたが,VOCに関連する遺伝子は成熟期に発現し,40以上のVOCが同定された。こうした結果から,損傷によって誘発されるトランスクリプトームとVOCプロフィールは熟期によって異なり,防御から誘引へと移行することが示された。
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分類 (3件):
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物質の代謝  ,  遺伝子発現  ,  野菜 

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