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J-GLOBAL ID:201502230622657800   整理番号:15A0466502

可塑剤ベンジルブチルフタラート(BBP)によるユスリカChironomus riparius幼虫でのエクジソンホルモン経路,ストレス細胞応答,エネルギー代謝及び数種類の解毒機構の変動

The plasticizer benzyl butyl phthalate (BBP) alters the ecdysone hormone pathway, the cellular response to stress, the energy metabolism, and several detoxication mechanisms in Chironomus riparius larvae
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  ページ: 266-277  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ブチルベンジルフタラート(BBP)はポリ塩化ビニル(PVC)産業及びその他の多くの製品製造で可塑剤として世界中で広範に使用されてきており,水環境中での持続的存在が,数十年間にわたり予想されてきた。BBPの毒性をChironomus riparius水生幼虫で研究した。広範囲なBBP用量に対する24時間及び48時間曝露による急性効果について,ストレス応答,内分泌系,エネルギー代謝及び解毒経路と関係する遺伝子変化を,グルタチオンSトランスフェラーゼ酵素活性の変化とともに分析して,分子レベルで評価した。BBPは選択したバイオマーカーの大部分で,用量及び時間依存毒性を示した。24時間高用量曝露は幼虫生存に影響し,数種類の熱ショック遺伝子(hsp70,hsp40及びhsp27)の有意な応答及びエクジソン受容体遺伝子(EcR)をアップレギュレーションすることによる明確な内分泌攪乱作用効果に繋がっていた。低用量による長期処理は,転写及びGST活性の一般的な抑制を誘発した。さらに,この遅延性毒性研究は,フタル酸と接触後,即座には判然としない予測不可能な毒性作用の検出を可能にした特別な関連性のあるものであった。本研究は,C.ripariusでのBBPの毒性作用に新規な,興味ある結果を示して,この生物が生態毒性学的リスクアセスメント,特に水生体系でのアセスメントに適していることを強調した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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有機化合物の毒性  ,  動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  動植物被害 
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