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J-GLOBAL ID:201502230711712121   整理番号:15A0514244

ホスファチジルグリセロールおよびビス(モノアシルグリセロール)リン酸塩(BMP)のイオン移動度およびタンデム質量分析

Ion mobility and tandem mass spectrometry of phosphatidylglycerol and bis(monoacylglycerol) phosphate (BMP)
著者 (4件):
資料名:
巻: 378  ページ: 255-263  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異性体のホスファチジルグリセロール(PG)およびビス(モノアシルグリセロール)リン酸塩(BMP)のタンデム質量分析,イオン移動度および順相HPLCを,これらのユニークなクラスの脂質差別化を目的として本研究で検討した。異性体のPGおよびBMPからの負の分子および生成物イオンに対する進行波法を用いたイオン移動度の測定により同一の成績を得たが,衝突誘起解離(CID)から生じた正の生成物イオンで異なるイオン移動度が観察された。BMP(18:1/18:1)のイオン移動度分析からの最も速く移動する正の生成物イオンはモノグリセリド状のもので,このBMPからの最も遅く移動する生成物イオンは[M+H-2H2O]+に相当したが,これを,BMPで速やかに観察したが,一方ではPGのCIDスペクトルで非常に低い存在率であった。PG(18:1/18:1)のナトリウム添加から観察された主な生成物イオンはジグリセリド状イオン生成と一致したが,BMP(18:1/18:1)に対しては,モノグリセリド状生成物イオンだけが生成された。イオン移動度分離の有用性を,RAW 264.7細胞の脂質抽出物中の異性体のPGおよびBMP分子化学種からの正生成物イオンの選択で試験した。様々なエステル化脂肪酸基をもつBMP化学種から誘導されたモノグリセリド状イオンのイオン移動度スペクトルは,脂肪アシル鎖長やアシル鎖中の二重結合の存在に基づき,イオン移動度で2~3の分離を示した。PGおよびBMPからのジグリセリド状やモノグリセリド状イオンのイオン生成機構を,PG(D3116:0/18:1)およびPGの重水標識された化学種並びに重水交換で標識されたBMPを用いて,それぞれ検討した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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質量分析  ,  質量スペクトル(分子)  ,  脂質一般  ,  液体クロマトグラフィー  ,  同位体交換 
物質索引 (2件):
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