文献
J-GLOBAL ID:201502230829375375   整理番号:15A0383927

栄養成分表示値の信頼性確保-栄養成分に係る試験機関の技能試験方法の構築に関する予備的検討-

Ensuring the Reliability of Nutrition Labeling Values: A Preliminary Study on the Establishment of a Methodology for Proficiency Testing of Laboratories for Nutritional Analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 8-15  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: F0151A  ISSN: 0021-5147  CODEN: EYGZA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】現在健康増進法に基づき食品の栄養成分表示がなされているが,その数値については製造者・販売者の自己認証である。そのため,表示値が適切であることを確認するための収去試験が行われている。そこで本研究では,複数の試験機関で表示値の確認試験が実施されることを想定し,いずれの試験機関でも同等の分析値が得られるように技能試験により分析値の信頼性を確保する方法を構築することを目的とした。【方法】栄養成分を均質に含む食品試料を調製し,健康増進法で定められた登録試験機関に配付し,技能試験を予備的に実施した。熱量,たんぱく質,脂質,炭水化物及びナトリウム(一般表示事項)の含量を分析し,結果を集計・解析した。【結果】栄養成分の分析に実績のある登録試験機関における上記5成分の分析値は,I)Grubbs検定による統計上の外れ値はなく,II)平均値からのかたよりが経験的に許容できる範囲内(-3<z-スコア<3)であり,III)栄養表示基準における誤差の許容範囲である平均値から±20%の範囲内にあった。これにより,いずれの機関でも適正な分析値が得られていると判断された。【結論】上記I~III)を判定基準とした技能試験により,栄養試験に係る試験機関の分析値の信頼性を確保できることが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の分析 
引用文献 (12件):
  • 1) 厚生労働省,消費者庁:健康増進法 (平成14年8月2日法律第103号,平成21年6月5日法律第49号改正現在)
  • 2) 消費者庁:栄養表示基準 (平成15年4月24日厚生省告示第176号,平成21年12月16日消費者庁告示第9号改正現在)
  • 3) 消費者庁:栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について (平成11年4月26日衛新第13号 平成17年7月1日食安新発第0701003号改正現在)
  • 4) 一般財団法人食品薬品安全センター:食品衛生外部精度管理調査について,http://www.fdsc.or.jp/service/gaibuseido/gaibuseido_main.html,(2015年1月9日)
  • 5) 厚生労働省:水道水質検査精度管理検討会,http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kentoukai/kanri.html,(2015年1月9日)
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る