文献

J-GLOBAL ID：201502230834941338   整理番号：15A0478912

霧スクリーンを利用した動画ホログラフィにおける再生像の表示ボリューム拡大のための一検討

On the Expansion of the Displaying Volume of the Reconstructed Images in the Electro-Holographic Display Using Mist Screen

著者 (6件)： 高野邦彦 (東京都産業技高専) ,  沼田拓馬 (豊橋技科大) ,  渡邊耀介 (豊橋技科大) ,  佐藤甲癸 (早稲田大) ,  大木眞琴 (湘南工科大) ,  浅井紀久夫 (放送大)
資料名： 画像電子学会誌(CD-ROM)  (Journal of the IIEEJ (CD-ROM))
巻： 44  号： 1  ページ： 99-105  発行年： 2015年01月30日 
JST資料番号： S0815B  ISSN： 2186-716X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水粒子により構成されたミストを空間スクリーンとして利用し,ホログラフィック再生像を投影する手法について述べる。本稿では,投影像の視域を拡大する新しい光学システムの構築のための一手法について検討した。本手法では1つの光空間変調素子(SLM)から得られた再生光を複数のミラーで反射させ,合成する方法を採用しており,このようにして得られた再生光をスクリーン上に多重投影できるようにしている。この結果から,提案手法を利用することにより,投影像を広い視域角で観察することが可能となることがわかった。また,より多くの人が同時に投影像を観察可能とするような投影像の表示面数を拡張する方法についても検討し,提案を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *霧 ,  *スクリーン ,  *動画像 ,  *ホログラフィー ,  画像 ,  *表示 ,  *拡大 ,  ミスト ,  図化 ,  設計
準シソーラス用語： *画像拡大 ,  光学システム設計 ,  *再生画像 ,  投影【図形】

分類 (2件)： 可視光によるホログラフィー  (BD03072M) ,  写真の投写  (ZA04020X)

引用文献 (33件)：

• 1) 亀山研一, 大富浩一: “並進表示面を持つ体積走査型ディスプレイの開発とその応用”, テレビジョン学会誌, Vol.48, No.10, pp. 1253–1260 (1994).
• 2) 山口芳裕,村岡健一,菊地亘,山田博昭: “移動平面スクリーン式3 次元ディスプレイ”,三次元画像コンファレンス’94講演論文集, pp. 213–218 (1994).
• 3) 陶山史郎,加藤謹矢,上平員史: “高速な二周波液晶レンズによる新たな可変焦点型三次元表示方式の提案”,三次元画像コンファレンス’96 講演論文集,pp. 102–107 (1996).
• 4) 石川尋代,齋藤秀雄: “レーザプラズマ式3Dディスプレイにおける点列を用いた表現”,映像情報メディア学会誌,Vol.63, No.5, pp. 665–672 (2009).
• 5) 大塚理恵子,星野剛史:“Transpost:360度立体映像ディスプレイシステム”,三次元画像コンファレンス2005講演論文集,pp. 33–36(2005).

タイトルに関連する用語 (6件)： 霧 ,  スクリーン ,  動画 ,  ホログラフィ ,  ボリューム ,  拡大