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J-GLOBAL ID:201502231420148489   整理番号:15A0518754

植物成長調節剤処理によって成熟を遅らせたShiraz種ブドウ(Vitis vinifera)粒から製造したワインにおけるロツンドン濃度及びコショウの風味と香気の増大

Shiraz Wines Made from Grape Berries (Vitis vinifera) Delayed in Ripening by Plant Growth Regulator Treatment Have Elevated Rotundone Concentrations and “Pepper” Flavor and Aroma
著者 (9件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 2137-2144  発行年: 2015年03月04日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硬核期前のShiraz種ブドウ粒に,1-ナフタレン酢酸(NAA)処理あるいはエスレル処理をすると成熟の開始が遅れ,収穫期も遅くなる。NAA処理すると,無処理の場合と比較して,収穫が23日遅くなり,エスれる処理の場合は6日遅れ,NAAの方が遅延効果が高かった。NAA処理した果実から製造したワインの官能評価によると,対照ワインと比較して,コショウの風味と香気が増大することを含めて10評価項目で有意差が見られた。ヘッドスペースの揮発性成分の無標的分析を行った結果,対照果実からのワインと,NAAあるいはエスレル処理した果実からのワインとの間には大きな差があることが示された。そして,コショウ特性の原因となる代謝産物であるロツンドン含量を固相マイクロ抽出-GC-MS分光分析した結果,対照果実からのワインでは検出限界以下,エスレル処理した果実からのワインでは低く(2ng/L),NAA処理した果実からのワインでは高かった(29ng/L)。以上の結果から,硬核期前のShiraz種ブドウ粒へのNAA処理,及び効果は低いがエスレル処理も,を行うと,成熟が遅れ,ロツンドン含量が高まり,これによってワインのコショウ臭が増大することが示された。
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分類 (2件):
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食品の品質  ,  ぶどう酒 
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