文献
J-GLOBAL ID:201502231483265752   整理番号:15A0555047

Sedimenticola selenatireducens菌株CUZ,海洋性(過)塩素酸呼吸性ガンマプロテオバクテリア,およびその近縁種である塩素酸呼吸性Sedimenticola菌株NSSの表現型および遺伝子型の記述

Phenotypic and Genotypic Description of Sedimenticola selenatireducens Strain CUZ, a Marine (Per)Chlorate-Respiring Gammaproteobacterium, and Its Close Relative the Chlorate-Respiring Sedimenticola Strain NSS
著者 (8件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 2717-2726  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
バークリーおよびサンディエゴの海洋堆積物から分離した2つ(過)塩素酸呼吸性細菌(それぞれCUZおよびNSSと命名)の特徴付けを行った。菌株CUZが過塩素酸および塩素酸の双方を呼吸できたのに対し,菌株NSSは塩素酸のみを呼吸した。菌株CUZの至適培養条件が25-30°C,pH7,および4% NaClであるのに対して,菌株NSSの至適培養条件は37-42°C,pH7.5-8,および1.5-2.5% NaClであった。透過型電子顕微鏡および走査型電子顕微鏡を用いた解析から,いずれの菌株とも1つの極性鞭毛を持つ桿状の運動性細胞であることが分かった。また,系統学的解析から,いずれの菌株ともガンマプロテオバクテリアのSedimenticola selenatireducensの近縁種であることが分かった。いずれの菌株とも水素,様々な硫化物有機酸,および芳香族化合物を酸化できた。各菌株における(過)過還元に寄与する蛋白質を調べたところ,菌株CUZでは過塩素酸レダクターゼ(Pcr)が過塩素酸および塩素酸の双方を還元するのに対し,菌株NSSでは塩素酸レダクターゼ(Clr)が塩素酸の還元のみを行うことが分かった。Pcrは過塩素酸に対する反応性の方が高かった。これらの知見はSedimenticola種における(過)塩素酸代謝の機構および進化の解明に有用である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般 

前のページに戻る