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J-GLOBAL ID:201502231601813298   整理番号:15A0587927

サケプロテオグリカンによるマウスにおけるコラーゲン誘導性関節炎の減毒

Attenuation of Collagen-Induced Arthritis in Mice by Salmon Proteoglycan
著者 (3件):
資料名:
巻: 2014  号: Rheumatology  ページ: 406453 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リウマチ性関節炎(RA)は,結合組織の慢性炎症によって引き起こされる,深刻な自己免疫疾患である。RA治療の基礎原理は,関節炎を減らすことが目的である。過去の研究は,サケ軟骨プロテオグリカン(PG)が,異なるマウス炎症性疾患において,過剰な炎症を抑制することを明らかにした。本研究において,実験的マウスモデルであるコラーゲン誘導性関節炎(CIA)を用いて,RAの進行に対するPGの予防効果を調べた。CIAの臨床的および組織学的重症度は,PGの毎日の経口投与によって緩和された。PG投与マウスの関節において,マクロファージおよび好中球の浸潤,および破骨細胞の蓄積が制限されていた。非投与マウスとの比較において,PG投与マウスの血清中の抗コラーゲン抗体量は変化が無かった。その一方で,PG投与マウスの関節における,インターロイキン-17A(IL-17A),IL-6,IL-1β,インターフェロン-γ(IFN-γ),C-Cケモカインリガンド2(CCL2),C-X-Cケモカインリガンド1(CXCL1),およびCXCL2量は減少していた。加えて,体外でのII型コラーゲン(CII-)再刺激の応答において,PG投与マウスの脾臓細胞によるIL-17AおよびIFN-γ産生は,コントロールマウスのそれより少なかった。これらのデータは,毎日摂取されるPGが,関節におけるCII刺激および炎症性サイトカインとケモカインの局所的産生に対する脾臓細胞の免疫応答を調節することによって,CIA発症を減らすことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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運動器系の基礎医学  ,  運動器系の疾患  ,  運動器系疾患の薬物療法  ,  消炎薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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