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J-GLOBAL ID：201502231709245407   整理番号：15A0541812

(Ca,Sr)₃Ti₂O₇結晶におけるハイブリッド間接型強誘電性と豊富な帯電壁存在の実験的証明

Experimental demonstration of hybrid improper ferroelectricity and the presence of abundant charged walls in (Ca,Sr)₃Ti₂O₇ crystals

著者 (6件)： OH Yoon Seok (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  LUO Xuan (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  HUANG Fei-Ting (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  WANG Yazhong (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  CHEONG Sang-Wook (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  CHEONG Sang-Wook (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 14  号： 4  ページ： 407-413  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 規則ペロブスカイトおよびRuddlesden-Popper化合物がハイブリッド間接型強誘電性を示すことが理論的に予測されているが,それら化合物の強誘電性は実験的に確認されていない。本研究では,層状ペロブスカイト型構造を持つ(Ca,Sr)₃Ti₂O₇バルク単結晶がスイッチ可能な分極挙動を示すことを初めて実験的に明らかにした。集光式浮遊帯溶融法により(Ca,Sr)₃Ti₂O₇(x=0,0.54および0.85)単結晶を成長し,XRD測定,分極特性評価,面内圧電応答力顕微鏡によるドメイン構造の評価に加え,AFMによるドメイン壁の導電性を評価した。その結果,スイッチ可能な面内分極と斜方晶双晶に起因する興味ある強誘電ドメイン構造の存在を見出した。さらに,ドメイン構造が,その配置に依存して導電性および絶縁性電気特性を示すことを明らかにした。

シソーラス用語： *チタン酸カルシウム ,  *チタン酸ストロンチウム ,  強誘電性 ,  単結晶 ,  相 ,  層状化合物 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  化学組成 ,  双晶 ,  斜方晶系 ,  強誘電分域 ,  誘電分極 ,  浮遊融解 ,  分域構造 ,  強弾性 ,  顕微鏡観察 ,  融液成長
準シソーラス用語： Ruddlesden-Popper相 ,  強弾性分域壁 ,  強誘電分域壁 ,  誘電分域壁

分類 (1件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (8件)： Ca ,  Sr ,  結晶 ,  間接 ,  強誘電性 ,  帯電 ,  実験 ,  証明