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J-GLOBAL ID:201502231826682850   整理番号:13A1705880

陽性β1-アドレナリン作動と抗アンギオテンシンIIタイプ1受容体抗体による糖尿病性腎症の治療におけるバルサルタンと酒石酸メトプロロールの臨床評価

Clinical evaluation of valsartan and metoprolol tartrate in treatment of diabetic nephropathy with positive β1-adrenergic and anti-angiotensin II type 1 receptor antibody
著者 (5件):
資料名:
巻: 125  号: 19  ページ: 3543-3547  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】研究は糖尿病性腎症(DN)の治療におけるアンギオテンシンII受容体遮断薬(ARB)とアンギオテンシン変換酵素抑制剤(ACEI)には特殊な利点があることを確認した。著者らは陽性β1-アドレナリン作用性と抗アンギオテンシンIIタイプ1(AT1)受容体抗体を持つDN患者の治療でバルサルタンと酒石酸メトプロロール塩酸塩の効果について観察した。【方法】β1受容体(197-222)とAT1受容体(165-191)の2番目の細胞外ループのエピトープを合成して,DN(n=371,A群),腎不全のない糖尿病(DM)(n=107,B群),および酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)による健康な血液ドナー(n=47,対照,C群)の患者から血清自己抗体を選別するためにそれぞれ使用した。酒石酸メトプロロール25-50mg(1日3回),バルサルタン160mg(1日1回),アスピリン100mg(1日1回),およびニトレンジピン10-20mg(1日3回)を陽性または陰性の自己抗体を持つDN患者に与えた。シスタチンCレベルと24時間の尿蛋白を治療の前後に測定した。【結果】DN患者では,β1受容体とAT1受容体に対する自己抗体の陽性率はそれぞれ47.7%と51.5%で,糖尿病患者と健康対照者におけるそれらより有意に高い(すべてのP<0.01)。異常なシスタチンCを持つ患者には,正常なシスタチンCを持つ患者より高い自己抗体の陽性率があった。バルサルタンと酒石酸メトプロロールは陽性自己抗体を持つDN患者における蛋白尿を有意に縮減した(P<0.01)。【結語】発見は,β1およびAT1受容体に対するこれらの自己抗体がDNの病因における重要な役割を果たす可能性がある。バルサルタンと酒石酸メトプロロールはDNの治療に有効かつ安全である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
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