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J-GLOBAL ID:201502232014854204   整理番号:15A0722871

予想外に遠方まで土星のフェーベ環を支配する小さな粒子

Small particles dominate Saturn’s Phoebe ring to surprisingly large distances
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巻: 522  号: 7555  ページ: 185-187  発行年: 2015年06月11日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2009年に発見された,土星の暗くて最も外側の環はおそらく,遠く離れた衛星フェーベから放出される粒子によって形成されている。この環は,土星から128~207土星半径(RS=6万330km)の距離の間に発見され,垂直方向の広がりが最大で40RSあり,これまで知られていた土星最大のE環の10倍を優に超える。しかし,フェーベ環全体の動径方向の広がりは当時決定できず,また粒子の大きさを有意に絞り込むこともできなかった。本論文では,100RSから予想外に遠方の270RSまで広がる,この環全体の赤外線撮像について報告する。我々は,フェーベから放出された環の粒子の軌道力学をモデル化し,粒子サイズの分布について理論的なべき乗則プロファイルを構築した。そして,非常に急峻なプロファイルがデータに最もよく適合することと,非常に小さな粒子では輻射効率が低いために生じる粒子温度の上昇が,おそらく急峻さに寄与していることを発見した。粒子サイズに対して今回絞り込まれた条件を,不確かな粒径分布に依存しない形に変換することによって,45億年にわたって内側にあまり落ち込まずに軌道運動する半径10cm以上の粒子が,リングの塵成分の断面積に最大で約10%寄与していることを明らかにした。Copyright Nature Publishing Group 2015
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