文献
J-GLOBAL ID:201502232308459281   整理番号:15A0632460

15-デオキシ-γ12,14-プロスタグランジンJ2はPPARγ活性化及びNF-κB活性の抑制によりConA誘導性自己免疫性肝炎モデルの肝臓障害を軽減する

15-Deoxy-γ12,14-prostaglandin J2 Reduces Liver Impairment in a Model of ConA-Induced Acute Hepatic Inflammation by Activation of PPARγ and Reduction in NF-κB Activity
著者 (18件):
資料名:
巻: 2014  ページ: 215631 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7010A  ISSN: 1687-4757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的。15-デオキシ-γ12,14-プロスタグランジンJ2(15d-PGJ2)は抗炎症性プロスタグランジンとして炎症を軽減する効果をもつことが多くの動物モデルを用いた実験により確認された。本研究では,マウスのコンカナバリンA(ConA)誘導性自己免疫性肝炎について15d-PGJ2の効果とその保護メカニズムを調べることを目的とした。材料と方法。急性自己免疫性肝炎を誘発するBalb/CマウスにConA(25mg/kg)をin vivoで注入した。また15d-PGJ2(10μg又は25μg)をConA注入1時間前に投与した。組織学的悪性度,炎症性サイトカインレベル,及びNF-κBとPPARγの活性を,ConAの注入6,12,24時間後に測定した。ConA(30μg/mL)により刺激を与える前にLO2細胞とRAW264.7細胞を5d-PGJ2(2μM)で前処理した。NF-κB及びPPARγの活性をConA投与30分後に測定した。結果。15d-PGJ2を前投与したことにより,ConA注入後のConA誘導性自己免疫性肝炎の病理学的効果は減少してサイトカインのレベルが顕著に低下した。15d-PGJ2はPPARγを活性化してIκBαの分解を阻害したことが分かり,また15d-PGJ2はNF-κBの核内への移行を阻害した。結論。これらの結果により15d-PGJ2は炎症性サイトカインを減らすことでConA誘導性自己免疫性肝炎を予防することが示された。このような炎症の軽減はPPARγの活性化とNF-κBの活性の低下と関連していると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る