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J-GLOBAL ID:201502232427376785   整理番号:15A0608977

抗がん剤輸送用のテロデンドリマをベースとするナノキャリア自己組織化のマルチスケールシミュレーション

Multiscale Approach to Investigate Self-Assembly of Telodendrimer Based Nanocarriers for Anticancer Drug Delivery
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号: 14  ページ: 4270-4280  発行年: 2015年04月14日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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疎水性抗がん剤パクリタキセル(PTX)に対するドラッグキャリアー高分子のデザインを目的とし,既報のポリエチレングリコール(PEG)-b-樹状オリゴコール酸(CA)ブロック共重合体(テロデンドリマ)について,その自己組織化ミセル形成とその安定性に対する各ブロックの役割を,PEG鎖長,CA数と表面両親媒性を変化させて,マルチスケール計算機シミレーショと実験研究を組み合わせて検討した。シミュレーションは,まず,粗粒モデルにより,PTXをその疎水性コアに取り込んだデンドリマの自己組織化過程の概要を求め,その結果を,逆マッピングし,PTX-テロデンドリマの原子レベルでの立体構造を決定した。この方法により,ミセルの平均サイズ,PTX/ミセルの量論比,最適PTX担持能条件,及び,PTX-テロデンドリマ中の水素結合,溶媒可接近領域等についての原子レベルでの知見を得ることが出来た。デンドリマとPTXの混合クロロホルム溶液を減圧乾燥して得た乾燥PTX-デンドリマをリン酸緩衝溶液に超音波分散した試料について,そのサイズを動的光散乱により,PTX担持量をHPLCにより求め,実験結果がシミュレーションの結果と良く一致することを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミセル  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  腫ようの薬物療法  ,  高分子担体・触媒反応 

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