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J-GLOBAL ID:201502232546665280   整理番号:15A0546419

視覚障害者におけるスマートフォン・タブレットの利点と欠点 ICTユーザ調査結果の分析

Advantages and Drawbacks of Smartphones and Tablets for Visually Impaired People -- Analysis of ICT User Survey Results --
著者 (3件):
資料名:
巻: E98.D  号:ページ: 922-929 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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視覚障害者によるICTの利用について調査した。回答者304名の内,81名がスマートフォン,44名がタブレットを利用した。盲人は低視力者に比して,フィーチャーフォンの利用率が高く,スマートフォン・タブレットの利用率が低かった。最も一般的なスマートフォンモデルはiPhone,・最も一般的なタブレットモデルはiPadであった。殆どすべての盲目ユーザは音声出力アクセシビリティ機能を使用する一方で,ほんの少数が視覚機能を使用した。低視力ユーザはスマートフォン・タブレット両方で,Zoom・Largeテキスト・Invertカラーなどの視覚機能,および音声出力の利用率が高かった。最も一般的なテキスト入力法はスマートフォン・タブレット間で異なった。スマートフォンに関して,低視力ユーザにおいてフリック・数値キーパッド入力が一般的である一方,盲目ユーザでは音声入力が最も一般的であった。タブレットに関しては,盲人・低視力ユーザ双方においてソフトウェアQWERTYキーボードが最も一般的であった。スマートフォンの利点は地理情報へのアクセス,素早いWebブラウジング,音声入力および盲人・低視力ユーザ双方への拡張性,盲人ユーザの物体認識,低視力ユーザの可読性にあった。タブレットはまた,低視力者の視覚補助として機能する。スマートフォン・タブレットの欠点は,盲人・低視力ユーザ双方におけるテキスト入力とタッチ操作の困難性および非アクセス性アプリケーション,盲人ユーザにおける音声出力問題,低視力ユーザにおける可読性問題にあった。オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションの研究者と生産者は問題解決の責任を担うべきである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
入出力装置  ,  人間機械系 

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