抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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蛍光X線法は,固体・粉末試料中の主成分および微量成分を定量することができる。分析に際して,試料の化学的前処理による溶液化が必要ないので,簡便な機器分析法として,分析の知識や経験がない分野でも広範に使われている。ここでは,2012-2014年のJapan Analytical and Scientific Instruments Show(JASIS)で開講されたセミナー「これであなたも専門家-蛍光X線編」内の「蛍光X線分析の試料調製と標準物質(講演:明治大学・中村利廣)」に基づき,蛍光X線の原理や特徴を考慮して,試料の前処理や測定試料調製の重要性を概観した。また,各測定試料の特徴やそれらを使用した分析の実例を示した。(著者抄録)