文献
J-GLOBAL ID:201502232886226141   整理番号:15A0454316

パラジウムによって媒介されるNegishi交差カップリング反応での触媒活性化,失活および劣化

Catalyst Activation, Deactivation, and Degradation in Palladium-Mediated Negishi Cross-Coupling Reactions
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号: 14  ページ: 5548-5560  発行年: 2015年03月27日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Pdによって媒介されるNegishi交差カップリング反応を,速度論的測定,エレクトロスプレーイオン化(ESI)質量分析,31P NMRおよびUV/vis分光分析の組合せにより研究した。速度論的測定で,律速段階が酸化的付加にあることが示された。驚くべきことに,この段階には,Pd触媒とハロゲン化アリール基質が関与するだけでなく,有機亜鉛試薬も関与しているようだった。この文脈において,ヘテロ二金属Pd-Zn錯体[L2PdZnR]+(L=S-PHOS,R=Bu,Ph,Bn)のESI質量分光法観察は,特に暴露的であった。溶液中で直接的Pd-Zn相互作用を持つこれらおよび関連した中性錯体の存在が推測されたことより,有機亜鉛試薬がどのようにPd触媒の反応性を調整できるかが説明された。Gonzalez-Perezらによる以前の理論的な計算(Organometallics-2012,31,2053)で,有機亜鉛試薬による錯体生成がPd触媒の活性を低下させることが示唆された。おそらく,類似した効果がZnBr2の添加に際して観察された反応速度減少を引き起こしたと考えられた。対照的に,添加LiBrは,明らかにPd-Zn錯体の形成を打ち消して,Pd触媒の高い活性を回復させた。より長い反応時間では,S-PHOS配位子の劣化およびPd触媒の凝集に起因した失活プロセスが作用し始め,かくして,タイトル反応のかなりの複雑さのさらなる原因となっていた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
付加反応,脱離反応  ,  貴金属触媒 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る