文献
J-GLOBAL ID:201502232959488123   整理番号:15A0745782

Li2FeSiO4及びFeSiO4間における2個のリチウムの抽出/挿入の間の結晶構造変化及び電荷補償機構

Crystal Structural Changes and Charge Compensation Mechanism during Two Lithium Extraction/Insertion between Li2FeSiO4 and FeSiO4
著者 (13件):
資料名:
巻: 119  号: 19  ページ: 10206-10211  発行年: 2015年05月14日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
これまでの理論化学的研究からリチウム電池のカソード材料として期待されるケイ酸鉄リチウム(Li2FeSiO4)の性能を実験的に調べた。理論計算と同じく,2個のリチウムの挿入/抽出に対応する容量を持つLi2FeSiO4ナノ粒子の合成に成功した。また,この物質におけるリチウムの挿入/抽出は可逆的である。2個のリチウムの挿入/抽出機構を,放射光X線吸収分光学及びX線回折を用いて調べた。Li2FeSiO4からLiFeSiO4への変化に伴うリチウムの抽出はFe-3dバンド(すなわち,Fe2+のFe3+への酸化)によるものであり,これは前の報告と一致する。しかし,LiFeSiO4からFeSiO4への1個あるいはそれ以上のリチウム抽出について,Fe3+のこれ以上の酸化は観察されず,O-2pバンドに配位子の電子孔を形成する。また,Li2FeSiO4とLiFeSiO4間の相転移中に,単一層のLiFeSiO4およびFeSiO4が存在することを見出した。上記により,Li2FeSiO4が,酸素における正孔形成により,電気化学的に高い容量を示すことを実験的に示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  塩基,金属酸化物 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る