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J-GLOBAL ID：201502233165197490   整理番号：15A0374952

食物の感覚検知は弓状核摂食回路を急速に調節する

Sensory Detection of Food Rapidly Modulates Arcuate Feeding Circuits

著者 (4件)： CHEN Yiming (Dep. of Physiology, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA) ,  LIN Yen-Chu (Dep. of Physiology, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA) ,  KUO Tzu-Wei (Dep. of Physiology, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA) ,  KNIGHT Zachary A. (Dep. of Physiology, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 160  号： 5  ページ： 829-841  発行年： 2015年02月26日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空腹は,恒常性の必要性を動機付け行動に翻訳する特殊化された神経回路により制御される。これらの回路は栄養状態の循環シグナルによる定常的な制御下にあるが,行動の時間尺度に対する急速な動態は不明なままである。本稿で著者らは,覚醒行動マウスにおいての食物摂取を制御する2つの主要な細胞型であるAgRPおよびPOMCニューロンの自然活動性の光学式記録を報告する。著者らは,食物の感覚検知がエネルギー欠損により誘導されたこれらニューロンの活性化状態を急速に反転させるのに十分であることを思いがけなく発見した。この急速な調節は細胞型特異的であり,食物嗜好性と栄養状態により調節され,なんらかの食物が消費される前に生じる。これらのデータは,AgRPおよびPOMCニューロンが,外界での食物可用性に関するリアルタイムな情報を受け取っていることを明らかにし,このことは食物の発見を促進する採餌のような食欲行動の制御におけるこれらニューロンの役割を提示する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ノックアウトマウス ,  生体試料 ,  *神経生理 ,  ニューロン ,  摂食 ,  調整 ,  視床下部 ,  可視化 ,  エネルギー代謝 ,  神経経路 ,  *情報処理 ,  画像処理 ,  生体刺激 ,  *運動制御 ,  *食欲
準シソーラス用語： AgRPニューロン ,  in vivoイメージング ,  POMCニューロン ,  カルシウムイメージング ,  コンディショナルノックアウトマウス ,  感覚運動統合 ,  感覚刺激 ,  *行動制御 ,  *食欲調節 ,  摂食中枢 ,  摂食調節 ,  単一ニューロン活動 ,  脳スライス ,  *脳内情報処理

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  感覚系一般  (EJ13010Q) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 食物 ,  感覚 ,  弓状核 ,  摂食 ,  調節