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J-GLOBAL ID:201502233646781047   整理番号:15A0496661

カンボジアの熱帯環境に暴露した岩石の初期風化と微生物侵入による影響

Initial Weathering of Various Rock Samples Accompanied with Microorganisms under a Tropical Climate: Cambodia
著者 (2件):
資料名:
号: 50  ページ: 9-24  発行年: 2015年03月23日 
JST資料番号: S0033A  ISSN: 0369-3562  CODEN: NDBSAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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これまでの熱帯気候下における岩石の風化プロセスについての研究は,既に劣化が進行した石材の非破壊測定が中心であり,石材として使用される新鮮な岩石が劣化するまでの風化プロセスの研究はなされてこなかった。本研究では,カンボジア産の砂岩とラテライト,日本産の斑れい岩,花崗岩,石灰岩,大理石及び凝灰角礫岩を成形してアンコールワット遺跡内の敷地に置き,暴露試験を行った。暴露期間は2011年8月24日~2014年3月15日の934日間であった。試験開始前と終了後に日本国内で,また暴露期間中に4回,カンボジア内で,それぞれ物理的・力学的試験を実施した。その結果,2年半の暴露期間では物理的に岩石が破砕されるほどの風化は生じなかった。一方,微生物が岩石表面に選択的に付着し,それらが鉱物間に浸入し,岩石表層から剥離した破片を抱え込む現象が見られた。微生物は孔隙率の大きい岩石に侵入する傾向が見られたが,孔隙率が大きいにもかかわらず,ラテライトには微生物の侵入が見られず,岩石を構成する鉱物組成が関与していると考えられた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
堆積学一般  ,  天然石材,窯業製品 

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