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J-GLOBAL ID：201502233711537396   整理番号：15A0532113

ヘッドマウントディスプレイを用いた仮想テレビに関する研究

Virtual TV using a Head-mounted Display

著者 (2件)： 原嶋瞭 (東京都市大) ,  BAO Yue (東京都市大)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 39  号： 10(3DIT2015 1-10/HI2015 35-44)  ページ： 29-32  発行年： 2015年03月02日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3Dテレビの登場によって,従来の2Dテレビよりも大きな臨場感を得ることができるようになった。しかし,一般に普及しているレンチキュラレンズ式立体テレビは,視差数が決まっているため十分な運動視差が表現できず,限られた視域でしか立体映像を観察できない。本研究は,ヘッドマウントディスプレイの画面上に,風景の中に本物のテレビが置いてあるかのように立体的に仮想テレビを表示することを提案する。使用者の位置に応じて,リアルタイムに仮想テレビの表示を変えて立体映像を提供することで,視域を制限せず,また前後と上下左右にも視差をつけることができる。実験結果から,仮想テレビが実物のテレビと同様に見え,運動視差が連続的に表現されていることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *表示装置 ,  *バーチャルリアリティ ,  仮想空間 ,  三次元 ,  立体テレビジョン ,  臨場感 ,  プラスチックレンズ ,  立体画像 ,  視差 ,  運動知覚 ,  眼精疲労 ,  実時間処理
準シソーラス用語： 3D ,  3Dテレビ ,  テレビ ,  レンチキュラレンズ ,  *ヘッドマウントディスプレイ ,  運動視差 ,  立体映像 ,  立体映像眼精疲労

分類 (2件)： 入出力装置  (JC04050U) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• 奥井誠人,他,:"立体映像技術の研究開発動向",映像情報メディア学会誌 Vol.67,No.1,pp.46~52(2013)
• 下山賢一,三田雄志,平井隆介,:"グラスレス3Dのための複数人対応フェイストラッキング技術",東芝レビュー Vol.68 No.2,2013
• 福島理恵子,中村徳裕,:"グラスレス3Dレグザ(REGZA)の視域最適化技術",東芝レビューVol.66 No.5,2011
• HMZ-T1ヘッドマウントディスプレイ:"Personal 3D Viewer"ソニー http://www.sony.jp/hmd/products/HMZ-T1/
• 小林孝次,他,:"位相限定相関法の原理とその応用",テレビジョン学会技術報告,Vol.20,No.41,pp.1~6,MIP96-53,NIM96-75(July.1996)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヘッドマウントディスプレイ ,  仮想 ,  テレビ ,  研究