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J-GLOBAL ID:201502233843498772   整理番号:15A0543096

大型選果機を用いたカワラヨモギ抽出物含有製剤処理が‘清見’の果皮障害および腐敗に及ぼす影響

Effect of Preservatives from Artemisia capillaris Extract Applied on Packing-house Line on Rind Disorder and Fruit Rot in Medium-late-Maturing Citrus ‘Kiyomi’
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 51-59 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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出荷後,市場や店頭において,腐敗やこはん症などの障害が問題となる‘清見’について,実用的なACE含有製剤処理の果皮障害抑制効果を明らかにするため,製剤の処理方法が出荷段ボール箱内の障害発生および腐敗に及ぼす影響を検討した.果実の減量は,無処理区に比べ布(メリヤス)によるSK-253処理区で有意に抑制されたが,SK-253に比べてカピリン濃度が低くより安価なSK-202処理区では無処理区と有意差がなかった.1果当たりの果皮障害発生面積は,SK-253区,SK-202区,無処理区の順で小さい傾向であった.大型選果機のワックス処理装置を用いて処理した果実では,異なる荷口から抽出した段ボール箱内の果皮障害は,無処理区の11.8%に対し,SK-202区で2.3%と少ない傾向が見られた.腐敗は,無処理区に対しSK-202区で少ない傾向であった.健全果率は,無処理区の87.0%に対し,SK-202区では97.7%と約10%向上した.SK-253を選果機で塗布処理した果実では,選果ラインを通過していない無処理果実に比べ,処理3日後からエチレン生成および呼吸速度が抑制される傾向にあり,処理9日後以降有意に抑制された.ACE製剤処理は,選果ラインを通過したことによる衝撃の影響をマスクしていると考えられる.(著者抄録)
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  菌類による植物病害 

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