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J-GLOBAL ID:201502233963480540   整理番号:15A0736026

(-)-エピカテキンは,高フルクトース給与ラットにおいて血圧上昇を緩和する:一酸化窒素のバイオアベイラビリティの決定要因に及ぼす影響

(-)-Epicatechin reduces blood pressure increase in high-fructose-fed rats: effects on the determinants of nitric oxide bioavailability
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 745-751  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究ではメタボリックシンドロームのモデルにおいて,フラバノール(-)-エピカテキンの血圧(BP)降下作用を調査した。ラットに,飲用水に10%(w/v)フルクトースを非添加(対照)または添加(高フルクトース,HF)して,通常固形飼料を8週間給餌した。HF給餌ラットのサブグループに,(-)-エピカテキン 20mg/体重kgを補給した(HF-EC)。飼料中(-)-エピカテキンは,フルクトース処置に起因するBPの上昇を取り消した。大動脈では,スーパーオキシドアニオンの産生およびNADPHオキシダーゼ(NOX)サブユニットp47phoxおよびp22phoxの発現がHF給餌ラットで増強された。増加は,(-)-エピカテキンによって阻止された。同様のプロファイルがNOX4発現について観察された。大動脈の一酸化窒素合成酵素(NOS)の活性はHF群で増加し,HF-ECラットではさらに高かった。これらの影響は,活性化部位Ser1177における内皮NOSリン酸化の増加と平行した。脈管組織におけるより関連性の高いマイトジェン活性化プロテインキナーゼ経路の中で,c-Jun-N末端キナーゼは,HF給餌ラットの大動脈で活性化されることがわかり,(-)-エピカテキン補給は,この活性化を軽減した。したがって,飼料中(-)-エピカテキン補給が,スーパーオキシドアニオンの産生を減少させ,NOS活性を上昇させ,NOのバイオアベイラビリティの増加を支持することによってHF給餌ラットにおける高血圧を防止したことを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  循環系一般 
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