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J-GLOBAL ID:201502234140460753   整理番号:15A0248808

オイルサンドボイラ給水のナノろ過:水流束と有機物および溶解固体の阻止率に対するpHの影響

Nanofiltration of oil sands boiler feed water: Effect of pH on water flux and organic and dissolved solid rejection
著者 (4件):
資料名:
巻: 141  ページ: 339-353  発行年: 2015年02月12日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノろ過(NF)は油田排水に対する有望な先進的処理技術である。本研究では,スチーム支援重力排油(SAGD)と呼ばれる熱的in-situビチューメン回収プロセスから得られるモデルボイラ給水(BFW)に対し,溶解有機物とシリカを除去する目的で,交差流NFを行なった。1段プロセスで相応な生成物品質をもたらし,逆浸透(RO)よりエネルギー効率が高いことがわかったので,目の詰んだNF膜によるナノろ過を処理技術として選んだ。2種のフィードpH値,8.5と10.5を検討した。総有機性炭素(TOC)とSiの阻止率約98%と2価カチオン阻止率99%以上が,両pHにおいて達成された。pH8.5ではpH10.5に比べ,より高い全溶解固体(TDS)阻止率が得られるが,より低い流束速度が見られた。膜汚染の表面キャラクタリゼーションは,汚染析出物中に有機物(主として炭素と酸素)と無機物(主としてケイ素と鉄)の存在を示した。より多量の析出物が,pH10.5よりpH8.5において見られた。フィードpHの8.5から10.5への上昇は,20%以上水流束を回復させ,このことは,膜汚染低減のための脈動技術としてのpHの重要な役割を証明した。フィードと透過液に対する励起蛍光マトリックス分光法(FEEMs)は,膜を通過した有機物が主として親水性化合物であることを示した。全般的に言えば,本研究はNFが,SAGD BFWに対するシリカとTOC除去のための実行可能な処理プロセスであることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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膜分離  ,  採収法 

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