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J-GLOBAL ID:201502234169439087   整理番号:15A0514246

IR作用スペクトロスコピーおよび理論モデリングを用いた水和CuOH +錯体の構造解明

Structural elucidation of hydrated CuOH + complexes using IR action spectroscopy and theoretical modeling
著者 (4件):
資料名:
巻: 378  ページ: 270-280  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CuOH+(H2O)n(ここで,n=2~9)錯体を,~2700と3900cm-1の間の振動数を用いて,赤外光解離スペクトロスコピー(IRPD)で調べた。構造的キャラクタリゼーションを,実験と理論的スペクトル間の比較を通して達成した。幾何形状の最適化および振動数計算を,B3LYP/6-311+G(d,p)レベルでの無数の可能性のある低エネルギー構造について行った。相対自由エネルギーを得るために,その後の単一点エネルギー計算を,6-311+G(2d,2p)基底セットを用いたB3LYP,B3P86,M06およびMP2(フル)レベルで行った。全ての錯体(ここで,n≧3)のIRPDスペクトルは,配位数(CN)4と合致したが,CuOH+(H2O)5およびCuOH+(H2O)6スペクトルの幅広い特徴は,CN=4およびCN=5両者を有する構造に適合した。CuOH+(H2O)7に関しては,遊離-OH領域のスペクトルバンドが狭く,CN=4およびCN=5両者の存在を確認する微細構造を明らかにした。立体配座配置を,各々のCNに特有な遊離-OH水分子の非対称性伸縮振動数に基づき行った。これらのバンドの相対強度は,MP2(full)で予測された相対エネルギーとほぼ良好に合致し,他のレベルの物とは合致しなかった。4配位および5配位異性体のMP2(フル)およびM06単一点エネルギーは,通常互いに5kJ/モル内であり,異性化障壁が低い場合,2つの間での平衡の可能性を示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (7件):
分類
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質量分析  ,  質量スペクトル(分子)  ,  錯体の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  光化学一般  ,  分子の電子構造  ,  原子・分子のクラスタ 

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