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J-GLOBAL ID:201502234328944707   整理番号:15A0705979

無酸素条件下のFeS被覆砂によるヒ素除去用のpHとレドックスに対する粒子濃度影響の依存性

Dependence of particle concentration effect on pH and redox for arsenic removal by FeS-coated sand under anoxic conditions
著者 (4件):
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巻: 134  ページ: 499-503  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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FeSは,無酸素条件下でヒ素の優れたスカベンジャーと認識されてきた。透過性反応障壁のようなフロースルー反応器用の適切な吸着剤を創るために,この物質を砂の上に被覆することが示唆された。しかし,FeS被覆砂でのこれまでの研究は,回分反応器に集中しており,一方,フロースルー反応器は通常高い固液比を用いていた。固液比(SSR)の違いがこのシステムで重要かどうかを解明するために,回分収着実験を,As(III)とFeS被覆砂を用いて,様々な固液比でpHの関数として実施した。結果は,pH7と9では,SSRと共に分配係数にほとんど変動を示さなかった。しかし,pH5では,この結果は,SSRが低いほど分配係数の低い値を示し,一般的に報告されたSSR影響とは逆であった。測定したpe値は,SSRへの依存性を示し,これは,Fe-As-S-H2Oシステムの化学モデル化と組合せた場合,還元性Fe(II)オキシ水酸化物相(Fe2(OH)5で代表される)への吸着から,As2S3又はAsSとして沈殿するまでのSSRに伴う除去機構の変化を示唆した。一方,pH7と9では,亜ヒ酸塩吸着が,peに関わらず最も確かな除去機構であった。従って,本研究は,pHとレドックス条件の変動と,見掛けSSR効果の理由としてこれらパラメータが支配する除去機構を特定した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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用水の物理的処理  ,  重金属とその化合物一般 

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