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J-GLOBAL ID：201502234650109759   整理番号：15A0315333

逐次成長ステップによる大規模プラズモンSERSテンプレート

Large-scale plasmonic-SERS templates by successive growth steps

著者 (3件)： CHEKINI M. (Dep. de Chimie Physique, Univ. de Geneve, Quai Ernest-Ansermet 30, CH-1211 Geneve 4, CHE) ,  OULEVEY P. (Dep. de Chimie Physique, Univ. de Geneve, Quai Ernest-Ansermet 30, CH-1211 Geneve 4, CHE) ,  BUERGI T. (Dep. de Chimie Physique, Univ. de Geneve, Quai Ernest-Ansermet 30, CH-1211 Geneve 4, CHE)
資料名： Current Applied Physics  (Current Applied Physics)
巻： 15  号： 3  ページ： 253-260  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： W1579A  ISSN： 1567-1739  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では大規模可変プラズモン表面増強Raman散乱(SERS)テンプレートの作製と,それらのRaman増強の研究を述べる。SERS用基板は,スライドガラス上に金ナノ粒子を繰り返し堆積して作製した。成長ステップ数が増えるにつれて細長いナノ粒子が形成され,それらが相互に結合してプラズモンシフトが観測された。粒子サイズ,形状および粒子間距離の変化をSEMで観察した。ブロッキング層上の低濃度ナイルブルーAの表面増強Ramanスペクトルを測定した。Raman増強は成長ステップ数に関係していた。532nm光で励起した場合,4スッテプ成長基板でRaman増強は最大となった。4ステップまではステップ数が増すにつれて励起レーザのオーバラップとプラズモン共鳴は増大するが,さらにステップ数が増えるとRaman増強は低下した。より長い波長(633および785nm)の光で励起すると,4ステップを越えてもRaman増強は増大した。これは狭いギャップサイズのプラズモン励起に起因する。提案したSERS基板の作製は簡単であり,Raman増強を増大させるため,広い表面領域をカバーでき,プラズモンバンドを530nmから近赤外領域まで調整できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *表面増強Raman散乱 ,  *金 ,  ナノ粒子 ,  溶液成長 ,  浸漬 ,  Ramanスペクトル ,  *Raman強度 ,  プラズマ共鳴 ,  波長依存性 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *テンプレート【表面増強Raman散乱】 ,  表面プラズモン共鳴 ,  膜厚依存性

分類 (2件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

物質索引 (1件)： ナイルブルーA

タイトルに関連する用語 (4件)： 成長 ,  大規模 ,  プラズモン ,  テンプレート