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J-GLOBAL ID：201502234666774094   整理番号：15A0162291

X線CTによる加熱されたモルタル内部の損傷領域の推定に関する基礎研究

著者 (3件)： 麓隆行 (近畿大 理工) ,  水野諭 (近畿大 バイオコークス研) ,  小澤満津雄 (群馬大)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 14  ページ： 351-356  発行年： 2014年10月31日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高温加熱によるコンクリート構造物の損傷は,加熱温度,時間,材料の熱伝導率などにより,表面から深さ方向に連続的に変化する。それらの連続的な損傷の影響を把握することは,コンクリートの加熱による劣化特性やその対応を考えるうえで重要である。本研究では,X線CTにより,加熱されたコンクリート内部の損傷領域を推定できる可能性を示すことを目的とした。その結果,直径20mmの供試体では,供試体の見かけ密度と加熱後の供試体のCT値減少量との関係が直線関係となること,また直径75mmの供試体で,500°C加熱による内部のCT値の低下を計測できることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  *火災 ,  熱劣化 ,  *X線CT ,  測定データ ,  加熱温度 ,  試験 ,  加熱
準シソーラス用語： CT値 ,  加熱試験 ,  *加熱劣化

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  火災  (RA02020B)

引用文献 (7件)：

• 笠井芳夫 : コンクリート総覧, 技術書院, pp.546-550, 1998.6
• 野口貴文他 : コンクリートの高温特性とコンクリート構造物の耐火性能研究委員会, コンクリート工学年次論文集, Vol.34, No.1, pp.1-8, 2012.7
• 小澤満津雄他 : 火害を受けた高強度コンクリートの物質侵入抵抗性, コンクリート構造物の補修・補強・アップグレード論文報告集, Vol.13, pp.495-500, 2013.11
• 大谷順 : 地盤材料を対象とした X 線 CT の利用の高度化, 地盤工学会誌, Vol.57, No.11, pp.16-19, 2009.11
• 杉山隆文他 : 高解像度型 X 線 CT による AE モルタル中の空隙構造の透視, 土木学会論文集 E2, Vol.67, pp.351-360, 2011.7

タイトルに関連する用語 (6件)： X線CT ,  モルタル ,  損傷 ,  推定 ,  基礎 ,  研究