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J-GLOBAL ID:201502234789011818   整理番号:15A0499255

シロアリ食害検出における非接触式AE検出装置の室内試験における有効性検証

著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 11-16  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: L1887A  ISSN: 0915-4698  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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中古住宅の流通及びリフォームにおいては,住宅部材の強度低下に影響を及ぼす生物劣化箇所の検出が重要であり,なかでもシロアリによる被害の発生率が高いため,被害発生箇所を高精度で検出してシロアリを防除する必要がある。本稿では,非接触式のAE(アコースティックエミッション)検出装置を用いてシロアリの摂食行動をモニタリングし,本装置のシロアリ食害検出における有効性を検証した。異なる地域で採取した計3コロニー由来のイエシロアリを試験に用いた。孔をあけたスギ辺材を試験体として用い,中にイエシロアリ職蟻100頭,兵蟻10頭を入れ,非接触式AE検出装置及び接触式AE検出装置それぞれで試験体から発生するAE信号を検出した。その結果,両装置共に検出されるAE事象数は時間経過と共に増減を繰り返したが,その増減パターン及び検出事象時刻は異なることがわかった。この理由としてはセンサとマイクロフォンまでのAE伝搬距離の違いや固体中と空気中のAE伝搬速度の違いが考えられる。今後は,両センサの周波数特性の違いによる影響についても検証する必要がある。本結果より,非接触式AE検出装置は被害現場でも利用可能であると考えられる。
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分類 (2件):
分類
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個体群生態学  ,  信号理論 
引用文献 (11件):
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