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J-GLOBAL ID:201502234799162571   整理番号:15A0225917

20°Cでスマートエアレーションを行った浸漬型付着増殖生物反応槽における部分亜硝酸化ANAMMOX

Partial nitritation ANAMMOX in submerged attached growth bioreactors with smart aeration at 20 °C
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 81-89  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W1160A  ISSN: 2050-7887  CODEN: ESPICZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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部分亜硝酸化ANAMMOXは所要の酸素量が少なく経済的な脱窒手法であり,一般に25°C以上の条件で効果が知られている。本研究では,20°Cの条件下で,スマートエアレーション(SA)による部分亜硝酸化ANAMMOXモードで生物反応槽を運転し,窒素の除去率,酸素条件などを,並行運転した時間制御,周期的曝気モードでの反応槽における結果と比較検討した。SAを実施した生物反応槽では,全窒素(TN)の48~53%が除去された。他方,時間制御の曝気を行った反応槽でのTNの除去率は45%であった。SAを行った反応槽では,低い溶存酸素濃度及び周期的なpHパターンが,部分亜硝酸化ANAMMOXにとって好ましい条件を示唆していた。化学量論的に導いたモデル式によれば,SAを行った反応槽では除去されたTNの63~68%が,また時間制御曝気を行った反応槽においては,除去TNの14~44%が,それぞれ部分亜硝酸化ANAMMOXに起因すると推定できた。SAを行った反応槽ではアンモニアの除去率が36~67%であり,酸素及び有機物制限の状態であった測定結果と共に,部分亜硝酸化ANAMMOXを裏付けていた。SAを行う反応槽で時間制御曝気反応槽と同等のTN除去を達成するためには,SA反応槽での曝気の度合いが時間制御曝気槽よりもかなり低い必要があった。脱アンモニアプロセスを用いている処理プラントから得た本実験用のANAMMOX種細菌は,優占種がCandidatus Brocadia類(プランクトミセス目)であることを,遺伝子DNA試験によって確認した。実験では,細菌の付着増殖を認め,菌体の流出がわずかであったことから,SA反応槽にも上記細菌由来のDNAが存在していたと考えられる。
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分類 (1件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理 

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